遠い空に鳴る 静かな雷鳴
夏の終わりに降る雨 霞みゆく陽炎
遠い空が灼け 薄れ行く残影
啼くのを辞めた空蝉 まだ醒めない熱
光り瞬く刹那い雷声 畏れ焦がれる僕がいた
幼い頃に夢見たものは 儚く消えた

遠い空に咲く 打ち上げ花火
変わらないと思ってた 小さな誓い
遠い空が晴れ 弧を描く天虹
季節外れの秋風 さよならの予感
唸り轟く眩しい天声 僕だけが見た碧い空
幼い頃に夢見たものは 壊れて消えた

光り瞬く刹那い雷声 畏れ焦がれる僕はまだ
幼い頃に夢見たものを 追い続けてた
迷い足掻いて求めた明星 恐れ知らずに伸ばした手
壊れ傷つき残ったものは あの日の誓い
砕け集めて望んだ来世 僕だけが見た碧い空
幼い頃に描いた夢に 憧れていた

諦めていた 変わろうと決めた